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付録A
2.3.1.1 データ符号化
差動データ・エンコーダに入ったバイナリ・データ・ストリームは、3つの分離したバイナリ・ストリームX、Y、Zに変換されるものとする。ビット3nはX、3n+1はY、3n+2はZを形成する。時間kにおける三つの組(Xk、Yk、Zk)は、表2−1に示す位相変化に変換されるものとし、絶対位相φkは、△φkの連続した蓄積である。
すなわち、

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となる。
2.3.1.2 伝送信号形式
2.3.1.1項で定義されたような位相変調ベースバンド信号は、パルス波形フィルタを励起するものとする。

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パルス波形フィルタの出力(時間の関数)は、搬送周波数を変調するものとする。パルス波形フィルタは、α=0.6のraised−cosineフィルタに関する公称複素関数応答を有するものとする。
スペクトル・マスク及び位相マスク許容値を、妻2−2及び妻2−3に示す。

表2−1 モード2のデータ符号化

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